英語初心者は何から勉強すればいい?最初にやるべき5ステップ

「英語を勉強したいけれど、何から始めればいいのか分からない」と悩んでいませんか?

英語の参考書やアプリ、YouTubeなどはたくさんあります。文法から始めるべきなのか、単語を覚えるべきなのか、それとも最初から英会話をしたほうがいいのか迷ってしまう人も少なくありません。

特に、学生時代に英語を勉強したものの、長い間英語を使っていない場合は、「昔勉強したはずなのに、何も覚えていない」と感じることもあります。

結論として、英語初心者は中学英文法と基本英単語から始めるのがおすすめです。

ただし、文法だけを終わらせてから単語、単語が終わったらリスニング……というように、1つずつ完全に終わらせる必要はありません。

基本的には、
中学英文法+基本英単語 → リスニング → スピーキング・AI英会話 → オンライン英会話

という流れを意識しながら、基礎学習と実践練習を少しずつ組み合わせていきます。

この記事では、英語初心者が最初にやるべき5ステップに加えて、最初の1週間・1か月・3か月の進め方や、1日10分・30分・60分の学習例、初心者がやりがちな失敗まで紹介します。

英語学習で大切なのは、最初から完璧な勉強方法を作ることではありません。この記事を読み終えたときに、「今日はこれをやろう」と決められる状態を目指しましょう。

Contents

1. 英語初心者は何から勉強すればいい?まずは5ステップ

英語初心者が学習を始めるなら、まずは以下の5ステップを基本ルートとして考えると分かりやすいでしょう。

STEP学習内容目的開始目安
STEP1中学英文法英語のルールを理解する最初
STEP2基本英単語英語を使う材料を増やす最初から並行
STEP3リスニング英語を聞き取る力を養う基礎と並行
STEP4AI英会話・スピーキング英語を口から出す練習基礎ができてきたら
STEP5オンライン英会話実際の人との会話に慣れる簡単な英文を作れる段階

1-1. この順番がおすすめな理由

それぞれの学習には異なる役割があります。

  • 文法=英語のルール
  • 単語=英文を作る材料
  • リスニング=相手の英語を理解する力
  • スピーキング=自分で英文を組み立てる力
  • AI英会話=アウトプットへのハードルを下げる練習
  • オンライン英会話=人との実践的な会話

例えば、「I like music.」という簡単な英文を話す場合でも、単語だけ知っていればいいわけではありません。「I」を主語にして、「like」を使うという文の組み立て方を知る必要があります。

そのため、英語初心者はまず英文を組み立てる基本的なルールを学び、同時に必要な単語を増やしていくのがおすすめです。

ただし、これは絶対に守らなければならない順番ではありません。文法と単語は並行して構いませんし、リスニングも英語学習の初期から始めて問題ありません。簡単な英文なら、早い段階から声に出してみてもよいでしょう。

大切なのは、「5つのステップを完全に終えてから次へ進む」のではなく、基礎を作りながら少しずつ英語を使うことです。

2. STEP1:まずは中学英文法から始める

英語初心者が最初に取り組みやすいのが、中学英文法です。中学英文法は、難しい文法を覚えるためのものではありません。英語の文章を組み立てるための基本的なルールを理解することが目的です。

例えば、次のような内容です。

  • be動詞
  • 一般動詞
  • 否定文
  • 疑問文
  • 現在形
  • 過去形
  • 助動詞
  • 現在進行形
  • 比較
  • 現在完了など

すべてを細かく暗記しようとすると、英語学習が難しく感じられてしまいます。最初は、「英文を見たときに、なぜこの形になるのか分かる」「自分でも簡単な英文を作れる」という状態を目指しましょう。

    簡単な英文の例:
  • I am from Tokyo.
    (東京出身です。)
  • I like coffee.
    (私はコーヒーが好きです。)
  • I didn’t go to work yesterday.
    (私は昨日、仕事に行きませんでした。)

このような簡単な英文を理解し、自分でも作れるようになることが大切です。文法問題の正解率だけを上げることが目的ではありません。「知っている文法」を「使える文法」に変えていくことを意識しましょう。

2-1. 中学英文法はどこまでできればいい?

「中学英文法をどこまで勉強すれば次に進めるの?」と迷う人もいるでしょう。目安としては、知識量ではなく、できることで判断するのがおすすめです。

例えば、次のようなことができれば、基礎が身についてきたと考えられます。

  • 簡単な英文の意味が分かる
  • 肯定文を作れる
  • 否定文を作れる
  • 簡単な疑問文を作れる
  • 現在について英文を作れる
  • 過去について簡単な英文を作れる
  • 自分について簡単な英文を作れる

「文法用語をすべて説明できる」必要はありません。「自分について簡単な英文を作れるか」を一つの目安にしてください。

2-2. 英文法の勉強でやってはいけないこと

初心者が英文法を勉強するときは、次のような方法に注意しましょう。

文法用語だけを暗記する
「現在完了」「関係代名詞」などの名前を覚えても、英文を使えるようになるとは限りません。

問題集を解くだけにする
問題を解くことは大切ですが、正解した英文を実際に声に出してみることも有効です。

いきなり難しい文法から始める
最初から高度な文法を学ぶより、まずは中学レベルの基本を固めるほうが取り組みやすくなります。

完璧になるまで次へ進まない
分からない部分が少し残っていても構いません。基本を学びながら、後から復習していけば大丈夫です。

3. STEP2:基本英単語を覚える

英文法と並行して、基本英単語も覚えていきましょう。単語は、英語を理解したり、自分で英文を作ったりするための材料です。例えば「仕事」「旅行」「食事」などについて英語で話したくても、そのための単語を知らなければ表現できません。

ただし、最初から難しい英単語を大量に覚える必要はありません。まずは、自分が英語を使う目的に近い基本単語を優先しましょう。

  • 日常生活
  • 仕事
  • 旅行
  • 趣味
  • 買い物
  • 食事

など、自分が実際に使いそうな分野から始める方法があります。また、単語は単体ではなく、できるだけ例文やフレーズと一緒に覚えるのがおすすめです。

先生「まーくん」
I have a meeting today.
(今日は会議があります。)

「meeting=会議」とだけ覚えるより、こうした例文ごと覚えたほうが、実際に使うイメージを持ちやすくなります。

3-1. 英単語は文法とどちらを先にやる?

結論として、文法と単語はどちらか一方を先に終わらせる必要はありません。むしろ、英語初心者は文法を学びながら基本単語を覚えるのがおすすめです。

例えば、文法で「I like ~」という形を学んだら、知っている単語を入れ替えて英文を作ってみます。

    単語を入れ替える練習:
  • I like music.
    (音楽が好きです。)
  • I like coffee.
    (コーヒーが好きです。)
  • I like sports.
    (スポーツが好きです。)

こうすると、文法と単語を別々に勉強するのではなく、英語を使う練習につなげられます。

3-2. 初心者が覚えるべき英単語の考え方

単語学習では、次の5つを意識しましょう。

  • 基本的な単語を優先する
  • 使用頻度を意識する
  • 例文やフレーズで覚える
  • 何度も思い出す
  • 一度で完璧に覚えようとしない

一度見ただけで覚えられなくても問題ありません。「覚える→忘れる→思い出す」を繰り返すことで、少しずつ定着していきます。

4. STEP3:リスニングを始める

リスニングは、「文法と単語を全部覚えてから始めるもの」と考える必要はありません。むしろ、英語学習の初期から少しずつ始めるのがおすすめです。

最初から難しい英語を聞く必要もありません。初心者なら、短くて簡単な英文を繰り返し聞くことから始めましょう。

生徒「マー助」
Where are you from?
(どこ出身ですか?)

最初は英文を見ながら音声を聞き、意味を確認します。その後、英文を見ずにもう一度聞いてみましょう。このように、聞く→意味を確認する→もう一度聞くという流れを繰り返します。

4-1. リスニングはいつから始めればいい?

リスニングは、文法や単語を完璧にしてからではなく、英語学習の初期段階から少しずつ始めるのがおすすめです。

1日5〜10分程度でも構いません。重要なのは、長時間ただ聞き流すことではありません。「この英文は何と言っているのだろう?」と意味を意識しながら聞くことです。

4-2. 初心者が最初にやるリスニング

初心者の場合は、次のような条件の音声から始めると取り組みやすいでしょう。

  • 短い英文
  • 比較的ゆっくりした音声
  • 内容を理解できる英文
  • 英文を確認できる教材
  • 同じ音声を繰り返し聞けるもの

最初からニュースや映画を使って、すべて聞き取ろうとする必要はありません。「少し分かる」くらいの英語を繰り返すことから始めましょう。

5. STEP4:スピーキング練習を始める|AI英会話も活用

英語を話せるようになりたいなら、スピーキング練習も早めに取り入れましょう。「まだ英語が完璧ではないから、話すのはもっと後でいい」と考える必要はありません。最初は簡単な英文で十分です。

    簡単な自己紹介の例:
  • I’m from Tokyo.
    (東京出身です。)
  • I like watching movies.
    (映画を見るのが好きです。)
  • I work in sales.
    (営業の仕事をしています。)

大切なのは、頭の中で英文を理解するだけでなく、実際に口から出してみることです。

5-1. スピーキングはいつから始めればいい?

基礎が完璧になるまで待つ必要はありません。簡単な英文を作れるようになったら、短い時間でも話す練習を始めましょう。

最初は一人で練習しても構いません。例えば、音読、独り言、瞬間英作文、AIとの会話などがあります。「英語を話す練習=いきなり外国人講師と会話する」と考える必要はありません。まずは一人で声に出す練習から始めてもよいでしょう。

5-2. 初心者が一人でできるスピーキング練習

音読

英文を見ながら、声に出して読みます。発音を完璧にすることよりも、英文を口から出すことに慣れることを意識しましょう。

独り言

自分の行動を簡単な英語で説明します。例えば、「コーヒーを飲みます」なら、次のように声に出してみます。

先生「まーくん」
I drink coffee.
(コーヒーを飲みます。)

瞬間英作文

日本語を見て、簡単な英文をできるだけ早く作る練習です。「私は毎日英語を勉強します」なら、次のように英文にします。

生徒「マー助」
I study English every day.
(私は毎日英語を勉強します。)

AIとの会話

AI英会話を使えば、質問に答える形で会話練習ができます。人との会話に緊張してしまう人でも、比較的気軽に練習しやすいのが特徴です。

5-3. AI英会話を使うメリット

AI英会話には、初心者にとって次のようなメリットがあります。

項目AI英会話オンライン英会話
気軽さ
緊張感低い高め
練習相手AI講師
人との会話×
初心者の練習
実践性

AI英会話なら、間違いを気にしすぎず何度でも練習できます。「人と話すのはまだ恥ずかしい」という初心者にも使いやすい方法です。

一方で、AI英会話だけで人との会話経験を完全に代替できるわけではありません。実際の会話では、相手の表情や反応を見ながら話したり、予想していなかった質問に答えたりする必要があります。

そのため、AI英会話で練習する→オンライン英会話で人と話すという流れもおすすめです。

6. STEP5:オンライン英会話で実際に話してみる

ある程度簡単な英文を作れるようになったら、オンライン英会話にも挑戦してみましょう。オンライン英会話では、実際の講師と会話します。AIとの会話とは違い、相手の発言を聞き、その場で考えて返す必要があります。

最初は緊張するかもしれません。しかし、英語を話せるようになるためには、「間違えずに話すこと」だけでなく、分からないなりにも英語で伝える経験が重要です。「完璧な英文を作ってから話そう」と考えすぎないようにしましょう。

6-1. オンライン英会話はいつから始める?

目安としては、簡単な英文を使って自己紹介や質問への回答ができるようになった段階です。

例えば、名前、住んでいる場所、仕事、趣味、好きなもの、英語を学ぶ目的などを簡単な英語で説明できれば、オンライン英会話を始める準備を進めやすくなります。

ただし、「中学英語を完全にマスターしてから」「単語を全部覚えてから」と待つ必要はありません。基礎を勉強しながら、少しずつ実践に移行していきましょう。

6-2. 初心者がオンライン英会話を始める前に準備すること

レッスン前に、次のような表現を準備しておくと安心です。

  • 自己紹介
  • よく使うフレーズ
  • 聞き返す表現
  • 分からないときの表現
  • レッスンで使う基本表現

例えば、聞き取れなかったときは、次のように伝えられます。

先生「まーくん」
Could you say that again?
(もう一度言ってもらえますか?)

分からないときは、次のように伝えることもできます。

生徒「マー助」
I’m not sure.
(よく分かりません/はっきり分かりません。)

最初からたくさんの表現を覚える必要はありません。「困ったときに使える表現」を数個準備しておくだけでも安心感が変わります。

7. 英語初心者の最初の1週間は何をすればいい?

英語学習を始めたばかりの時期は、いきなり何時間も勉強する必要はありません。まずは「毎日英語に触れる習慣」を作ることを優先しましょう。

7-1. 1日目〜3日目

最初の3日間は、英語学習の土台を作ります。

やること目安
現在の英語力を確認10〜15分
中学英文法の基礎確認15分
基本単語10分
短い英語を聞く5〜10分

最初から大量に勉強する必要はありません。「今の自分はどこが分からないのか」を確認することも大切です。

7-2. 4日目〜7日目

4日目以降は、基本的な学習を続けながら、少しずつ声に出す練習も加えます。

  • 文法学習を継続
  • 単語を復習
  • 短い英文を聞く
  • 英文を声に出す
  • 簡単な英文を自分で作る

例えば、自己紹介を1〜3文程度作ってみましょう。

    自己紹介の例:
  • I’m from Tokyo.
    (東京出身です。)
  • I work in sales.
    (営業の仕事をしています。)
  • I like watching movies.
    (映画を見るのが好きです。)

このような簡単な英文で十分です。

7-3. 最初の1週間の目標

最初の1週間で目指したいのは、「英語を完璧にすること」ではありません。英語学習を毎日の習慣にすることです。1日10分でも、毎日続けることを優先しましょう。

8. 英語初心者の1か月目はどう勉強する?

最初の1か月は、基礎学習を続けながら、少しずつアウトプットを増やしていきます。

時期主な学習
1週目文法・単語・リスニングの習慣化
2週目文法・単語・リスニング継続+音読
3週目簡単なスピーキング開始
4週目AI英会話などでアウトプット

8-1. 1か月目の到達目標

1か月目は、次のような状態を目指してみましょう。

  • 簡単な英文を理解できる
  • 自己紹介の英文を作れる
  • 基本的な質問に答えられる
  • 短い英語を聞く習慣がある
  • 簡単な英文を声に出せる

まだ流暢に会話できなくても問題ありません。「英語を使うことに少し慣れてきた」という状態になれば、次の段階へ進む準備ができます。

9. 1〜3か月で英語学習をどう進める?

英語学習を始めるときは、「3か月後に何をするか」まで大まかにイメージしておくと、日々の学習を続けやすくなります。

期間学習の中心目標
1か月目文法・単語・リスニング基礎習慣を作る
2か月目基礎+スピーキング簡単な英文を口から出す
3か月目会話練習短いやり取りに慣れる

9-1. 3か月で目指したい「できること」

3か月で目指したいのは、「英語をペラペラに話せるようになること」ではありません。

  • 自己紹介ができる
  • 趣味について簡単に話せる
  • 仕事について簡単に説明できる
  • 簡単な質問に答えられる
  • 海外旅行で基本的なやり取りができる

といった、具体的な「できること」を目標にするとよいでしょう。英語学習の成果には個人差があります。学習時間やこれまでの英語経験によっても変わるため、「3か月で必ず話せるようになる」と考えるのではなく、3か月間でどのようなことができるようになったかを確認していきましょう。

10. 英語初心者は1日何分勉強すればいい?

英語学習では、勉強時間の長さだけを競う必要はありません。大切なのは、自分の生活の中で無理なく続けられる時間を確保することです。

10-1. 1日10分の場合

忙しい人は、まず10分から始めても構いません。例えば、英単語:3分、リスニング:5分、音読:2分という組み合わせです。「10分しかできない」と考えるより、「毎日10分できる」と考えてみましょう。

10-2. 1日30分の場合

30分確保できるなら、基礎学習をバランスよく組み合わせます。文法:10分、単語:5分、リスニング:10分、スピーキング:5分。毎日すべてを完璧に行う必要はありません。曜日によって内容を変えてもよいでしょう。

10-3. 1日60分の場合

60分確保できる場合は、基礎学習に加えてアウトプットまで取り入れやすくなります。文法・単語:20分、リスニング:15分、スピーキング:10分、AI英会話:15分。

ただし、1日60分を無理に設定して、数日で挫折してしまうより、1日20〜30分を長く続けるほうが取り組みやすい場合もあります。まずは「毎日続けられる時間」から始めましょう。

11. 英語初心者がやりがちな5つの失敗

英語学習が続かない原因は、「努力が足りない」ことだけではありません。勉強方法が複雑になりすぎていることもあります。

教材をたくさん買う

失敗:参考書、単語帳、アプリ、動画などを次々に増やしてしまう。

なぜダメなのか:教材が多いと、「今日はどれをやればいいの?」と迷いやすくなります。

どうするか:最初は文法教材と単語教材など、必要なものを絞りましょう。教材を増やすことより、今ある教材を継続して使うことを優先します。

YouTubeを見るだけになる

失敗:英語学習動画をたくさん見るものの、自分では英語を使わない。

なぜダメなのか:動画を見るだけでは、英語を自分で作ったり話したりする練習が不足しやすくなります。

どうするか:動画を見たら、例文を声に出したり、自分で英文を作ったりしてみましょう。

単語だけを延々と覚える

失敗:単語帳を何ページも進めることだけを目標にする。

なぜダメなのか:単語の意味を知っていても、英文の中で使えなければ会話につながりにくくなります。

どうするか:単語を例文やフレーズと一緒に覚え、実際に声に出してみましょう。

完璧になるまで話さない

失敗:「もっと英語ができるようになってから話そう」と考える。

なぜダメなのか:話す練習を後回しにすると、知識は増えても、英語を口から出すことに慣れにくくなります。

どうするか:最初は短い英文で構いません。音読や独り言、AI英会話などから少しずつ話す練習を始めましょう。

短期間で結果を求める

失敗:数週間で大きな成果が出ないと、「自分には英語が無理」と考えてしまう。

なぜダメなのか:英語は一度にすべての力が伸びるものではありません。

どうするか:「何単語覚えたか」だけではなく、「昨日より英文が分かるようになった」「簡単な自己紹介ができた」など、小さな変化も確認しましょう。

12. 英語学習の順番は絶対に守る必要がある?

いいえ。今回紹介した順番は、英語初心者が迷わないための基本ルートです。絶対的なルールではありません。

例えば、文法を勉強している期間でも単語を覚えて構いません。リスニングも初期から始めて大丈夫です。簡単な英文を作れるようになったら、スピーキング練習も始められます。

つまり、文法・単語・リスニングを並行する→簡単なスピーキングを追加する→AI英会話などで練習する→オンライン英会話で人と話すというように、少しずつ学習範囲を広げていくイメージです。

12-1. 文法・単語・リスニングは並行してもいい?

はい。むしろ初心者の場合、完全に1つずつ終わらせる必要はありません。例えば30分勉強できるなら、文法10分、単語5分、リスニング10分、音読5分というように組み合わせても構いません。

「文法が終わるまでリスニングをしない」という考え方ではなく、英語の複数の力を少しずつ育てていきましょう。

13. 「今の自分」はどこから始めればいい?初心者向けスタート診断

「5ステップは分かったけれど、自分はどこから始めればいいの?」という人は、現在の状態から判断してみましょう。

今の状態まずやること
be動詞・一般動詞がよく分からない中学英文法
文法は分かるが単語が出てこない基本英単語
英文は読めるが聞き取れないリスニング
聞けば分かるが自分では話せないスピーキング・AI英会話
AIとは話せるようになったオンライン英会話

ここで大切なのは、「自分は英語初心者だから、必ずSTEP1から始めなければいけない」と考えないことです。すでに英文法が分かるなら、単語やリスニングから始めても構いません。

13-1. 迷ったら「中学英文法」から始めればOK

それでもどこから始めればいいか迷う場合は、中学英文法から始めれば問題ありません。

英語の基本的な文章構造を確認すると、自分がどこでつまずいているのかも見つけやすくなります。「昔勉強したけれど、ほとんど忘れている」という人も気にする必要はありません。中学英文法を復習することは、英語を学び直すためのよいスタートになります。

14. 英語初心者が今日から始めるなら、この3つ

ここまで読んでも、「結局、今日何をすればいいの?」と思うかもしれません。最初は、次の3つだけで十分です。

中学英文法を15分学ぶ

be動詞、一般動詞、疑問文など、基本的な内容から始めましょう。

基本英単語を10個覚える

難しい単語ではなく、日常生活や仕事など、自分が使いそうな単語を選びましょう。できれば例文と一緒に覚えます。

簡単な英語を5〜10分聞く

英文を見ながら音声を聞き、意味を確認します。同じ英文を何度か繰り返して聞いてみましょう。余裕があれば、最後に簡単な英文を声に出してみてください。

まずは今日、この3つだけで十分です。最初から完璧な学習計画を作る必要はありません。今日10〜30分でも英語を勉強できたら、それが最初の一歩です。

15. 英語初心者は何から勉強すればいい?よくある質問

15-1. 英語初心者は何から勉強すればいい?

まずは中学英文法と基本英単語から始めるのがおすすめです。文法で英語の基本的なルールを理解しながら、単語を並行して覚えましょう。リスニングも初期段階から少しずつ始めます。

15-2. 英単語と英文法はどちらから勉強する?

どちらか一方を先に終わらせる必要はありません。文法を学びながら、基本英単語も覚えていきましょう。文法と単語を組み合わせて簡単な英文を作ると、学んだ内容を使いやすくなります。

15-3. 英語初心者は1日何時間勉強すればいい?

決まった正解はありません。まずは毎日10〜30分程度など、無理なく続けられる時間から始めるのがおすすめです。忙しい日は10分、時間がある日は30分や60分というように、柔軟に考えても構いません。

15-4. リスニングはいつから始める?

英語学習の初期から始めて問題ありません。文法や単語を完璧にしてから始める必要はありません。最初は短くて簡単な英文を、意味を確認しながら繰り返し聞きましょう。

15-5. スピーキングはいつから始める?

簡単な英文を作れるようになったら、少しずつ始めましょう。音読や独り言、瞬間英作文、AI英会話など、一人でできる方法から始めても構いません。

15-6. 英語初心者は独学でも話せるようになる?

独学でも、英文法・単語・リスニング・スピーキングなどの基礎を身につけることはできます。ただし、実際の会話では相手の発言を聞いて、その場で返す経験も重要です。独学で基礎を作りながら、必要に応じてAI英会話やオンライン英会話を取り入れるとよいでしょう。

15-7. オンライン英会話はいつから?

簡単な英文を使って、自己紹介や簡単な質問への回答ができるようになった頃が一つの目安です。ただし、基礎が完璧になるまで待つ必要はありません。「英語を話す経験を増やしたい」と感じた段階で、初心者向けレッスンから始めてもよいでしょう。

15-8. AI英会話は英語初心者にもおすすめ?

英語初心者にも使いやすい学習方法の一つです。人を相手にするより緊張しにくく、間違いを気にせず繰り返し話せるためです。一方で、AI英会話だけでは人との会話経験を完全に補うことはできません。AIで練習した後にオンライン英会話へ進むなど、段階的に使い分けるのもおすすめです。

15-9. 英語を3か月勉強するとどこまでできる?

学習時間やこれまでの英語経験によって変わります。そのため、「3か月でペラペラになる」と考えるより、自己紹介ができる、趣味を簡単に説明できる、仕事について簡単に話せる、簡単な質問に答えられる、海外旅行で基本的なやり取りができるなど、具体的な目標を設定するのがおすすめです。

15-10. 英語の勉強が続かないときはどうすればいい?

学習量を減らしてみましょう。最初から1時間勉強することが難しければ、10分から始めても構いません。「毎日必ず1時間」より、「忙しい日でも10分は英語に触れる」というルールのほうが続けやすい場合があります。また、教材を増やしすぎず、やることを絞ることも大切です。

15-11. 中学英語を忘れていても英語学習を始められる?

もちろん始められます。むしろ、英語を長期間使っていなかった人は、中学英文法の復習から始めると学習しやすいでしょう。最初から難しい教材に取り組む必要はありません。be動詞や一般動詞など、基本的な内容から少しずつ思い出していきましょう。

15-12. 文法・単語・リスニングを同時にやってもいい?

はい。むしろ、並行して進めても問題ありません。例えば、文法10分+単語5分+リスニング10分というように、1回の学習時間の中で複数の内容に取り組む方法もあります。

5ステップは「完全に1つずつ終わらせる順番」ではなく、初心者が学習の全体像を理解するための基本ルートとして考えてください。

16. まとめ

英語初心者が「何から勉強すればいい?」と迷ったら、まずは中学英文法と基本英単語から始めましょう。

その後は、中学英文法+基本英単語→リスニング→スピーキング・AI英会話→オンライン英会話という流れで、少しずつ英語を使う練習を増やしていくのがおすすめです。

ただし、5ステップを完全に1つずつ終わらせる必要はありません。文法・単語・リスニングは並行して構いませんし、簡単な英文が作れるようになったら、早い段階からスピーキングにも取り組めます。

最初の目標は、「英語を完璧にすること」ではありません。今日、英語の勉強を始めること。

まずは、中学英文法を15分、基本英単語を10個、簡単な英語を5〜10分聞く、この3つから始めてみましょう。

基礎学習ができてきたら、AI英会話などで話す練習を増やし、その後オンライン英会話で実際の人との会話にも挑戦していきます。

「何から始めればいいか分からない」状態から、「今日はこれをやろう」と決められるようになることが、英語学習の最初の一歩です。

今日やることチェックリスト

  • 中学英文法を15分学ぶ
  • 基本英単語を10個覚える
  • 英語を5〜10分聞く
  • 余裕があれば簡単な英文を声に出す

まずは、この4つのうちできることから始めてみましょう。そして、「そろそろ実際に英語を話してみたい」と感じたら、初心者向けのオンライン英会話を検討してみてください。