英語を話す練習方法|初心者でもできる5つのトレーニング

「英単語や英文法を勉強しているのに、英語を話そうとすると言葉が出てこない」
このように悩んでいませんか?
英文を読めば意味は分かる。
単語もある程度知っている。
それなのに、いざ自分で英語を話そうとすると止まってしまう。
また、「英語を話す練習をしたいけれど、いきなり外国人と話すのは不安」という人もいるでしょう。
英語を話す練習は、いきなりオンライン英会話を始める必要はありません。
初心者なら、
音読
↓
瞬間英作文
↓
独り言英会話
↓
AI英会話
↓
オンライン英会話
というように、少しずつ発話の難易度を上げていく方法があります。
この記事では、初心者でも取り組みやすい5つの英語スピーキング練習について、
- 何のために行うのか
- 具体的にどうやるのか
- どんな英文を使えばいいのか
- 次の練習へ進む目安は何か
まで分かりやすく解説します。
「英語を話す練習は何から始めればいい?」と迷っている方は、まず自分に合うステップを見つけてみてください。
- 1. 1. 英語を話す練習は「知っている英語を口から出す」ことから始めよう
- 2. 2. 「英語が話せない」のはなぜ?まず原因を分けよう
- 3. 3. 初心者が英語を話すための5つの練習方法
- 4. 4. STEP1:音読|まずは英語を声に出すことに慣れる
- 5. 5. STEP2:瞬間英作文|日本語を見て英語を口から出す
- 6. 6. STEP3:独り言英会話|自分のことを英語で話す
- 7. 7. STEP4:AI英会話|一人で会話形式の練習をする
- 8. 8. STEP5:オンライン英会話|実際の相手と英語で話す
- 9. 9. 5つの英語スピーキング練習を比較
- 10. 10. 英語を話す練習は毎日何分やればいい?
- 11. 11. シャドーイングは英語を話す練習に必要?
- 12. 12. 英語を話す練習で大切な3つのポイント
- 13. 13. 英語を話す練習でよくある失敗
- 14. 14. 英語を話す練習に関するよくある質問
- 15. 15. まとめ|英語を話す練習は「少しずつ口から出す」ことから始めよう
1. 英語を話す練習は「知っている英語を口から出す」ことから始めよう

英語を話す練習とは、英単語や英文法の知識を使って、自分で英文を作り、実際に声に出す練習です。
英語を話せるようになるためには、単語や文法を覚えるだけでなく、知っている英語を思い出して、実際に口から出す練習も必要になります。
例えば、
「meeting」という単語を知っている。
「have」を使って「~がある」と表現できる。
この2つを知識として持っていても、
「今日は会議があります」
と言いたいときに、
I have a meeting today.
とすぐに言えるとは限りません。
そこで必要になるのが、実際に英語を口に出す練習です。
ただし、ここでいう「話す練習」は、いきなり英会話をすることだけではありません。
初心者の場合は、
声に出す
↓
英語を思い出す
↓
自分で英文を作る
↓
会話形式で使う
↓
実際の相手と話す
というように、段階を踏んで練習できます。
なお、第二言語習得研究では、アウトプットの役割についてさまざまな議論があります。特定の練習方法を行えば必ずスピーキング力が身につく、という単純な話ではありません。
そのため、この記事では「この方法だけをやれば話せるようになる」とは考えず、初心者が発話練習を始めやすい実践的なステップとして紹介します。
2. 「英語が話せない」のはなぜ?まず原因を分けよう

「英語が話せない」と感じたとき、まず確認したいのが何が原因で話せないのかです。
大きく分けると、次の2つのケースがあります。
2-1. ① そもそも英語の知識が足りない
例えば、
- 単語の意味が分からない
- 基本的な文法が分からない
- 英文を読んでも意味が分からない
- 英語を聞いても内容が理解できない
という状態です。
この場合は、スピーキング練習だけを増やしても効率がよくありません。
まずは、
- 英単語
- 英文法
- リスニング
などの基礎学習を進めましょう。
例えば「私は会社員です」と言いたいのに、「会社員」を英語で何と言うか分からないのであれば、まず単語の知識が必要です。
この場合は、英単語や英文法の記事を使って基礎を補いましょう。
2-2. ② 英語は分かるけど口から出てこない
一方で、
- 英文を読めば意味が分かる
- 単語もある程度知っている
- 基本文法も理解している
- でも自分で話そうとすると止まる
という場合があります。
この状態なら、基礎知識だけを増やすのではなく、知っている英語を思い出して口に出す練習を増やしてみましょう。
例えば、
「今日は忙しいです」
という日本語を見て、
I’m busy today.
と言えるか試してみます。
頭では分かっていても、実際に口から出てこなければ、発話練習の出番です。
2-3. 自分はどの練習を優先すればいい?
| 今の状態 | 優先したい学習 |
|---|---|
| 単語が分からない | 英単語 |
| 文法が分からない | 英文法 |
| 英語を聞き取れない | リスニング |
| 英語は分かるけど口から出ない | スピーキング練習 |
| 一人なら話せるが会話が続かない | 会話練習 |
例えば、文法そのものに不安があるなら、先に文法を確認しましょう。
単語が原因なら、単語学習を優先します。
このように、自分が困っている部分によって必要な練習は変わります。
3. 初心者が英語を話すための5つの練習方法

英語を話す練習にはさまざまな方法があります。
この記事では、初心者が取り組みやすい方法を次の5つに整理します。
| STEP | 練習方法 | 主な目的 |
|---|---|---|
| STEP1 | 音読 | 英語を声に出す |
| STEP2 | 瞬間英作文 | 英文を思い出して作る |
| STEP3 | 独り言英会話 | 自分で英文を作って話す |
| STEP4 | AI英会話 | 会話形式で練習する |
| STEP5 | オンライン英会話 | 実際の相手と話す |
イメージとしては、
音読
↓
瞬間英作文
↓
独り言英会話
↓
AI英会話
↓
オンライン英会話
です。
ただし、全員がこの順番で進む必要はありません。すでに英語を話すことに慣れている人は、最初からオンライン英会話を利用してもよいでしょう。
この記事では、英語を話すことにまだ慣れていない初心者向けの実践順として紹介します。
また、5つをすべて一度に始める必要もありません。
まずは音読だけでも構いません。
慣れてきたら、次の練習を追加していきましょう。
4. STEP1:音読|まずは英語を声に出すことに慣れる

最初のステップは音読です。
英語を話すことに慣れていない人は、まず英文を声に出すところから始めてみましょう。
4-1. 音読とは?
音読とは、英文を見ながら実際に声に出して読む練習です。
黙読ではなく、実際に自分の声で英語を発話することがポイントです。
最初は短くて簡単な英文で構いません。
4-2. 音読のやり方
基本的には、次の流れで行います。
- 短い英文を選ぶ
- 英文の意味を確認する
- 英文を見ながら声に出す
- 慣れてきたらスムーズに読む
- 最後は意味を思い浮かべながら読む
最初から難しい英文を使う必要はありません。
例えば、次のような英文から始めます。
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| 今日は会議があります。 | I have a meeting today. |
| 今日は疲れています。 | I’m tired today. |
| 昼食を食べる予定です。 | I’m going to have lunch. |
まずは英文の意味を理解します。
その後、
I have a meeting today.
と声に出してみましょう。
4-3. 音読の目的
音読には、主に次のような目的があります。
- 英語を声に出すことに慣れる
- 英文の語順に慣れる
- 英語を発話することへの抵抗を減らす
- スピーキング練習の土台を作る
ただし、音読だけで自由な英会話ができるようになるとは限りません。
音読では基本的に、すでに用意された英文を読むからです。
次の段階では、英文を自分で思い出して話す練習に進みます。
4-4. 次のSTEPへ進む目安
短い英文なら、意味を意識しながらスムーズに声に出せるようになってきたら、次の「瞬間英作文」に進んでみましょう。
「何回できたら次へ」という決まった数字を目標にする必要はありません。
自分が無理なく発話できるようになったかを目安にします。
5. STEP2:瞬間英作文|日本語を見て英語を口から出す

音読の次は、瞬間英作文です。
ここでは、用意された英文を読むだけではなく、日本語を見て、自分で英語を思い出すことを意識します。
5-1. 瞬間英作文とは?
瞬間英作文とは、日本語を見て、それに対応する簡単な英文を自分で作り、声に出す練習です。
例えば、
「今日は忙しいです」
という日本語を見て、
I’m busy today.
と言ってみます。
重要なのは、最初から英文を見ないことです。
5-2. 基本的なやり方
次の流れで練習します。
日本語を見る
↓
自分で英文を作る
↓
声に出す
↓
答えを確認する
↓
もう一度言う
例えば、
私は会社員です。
と表示されたら、まず自分で考えます。
I am an office worker.
その後、答えを確認します。
もし言えなかった場合は、答えを確認してからもう一度声に出します。
5-3. 初心者向けの例文
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| 私は会社員です。 | I am an office worker. |
| 今日は忙しいです。 | I’m busy today. |
| 私は明日仕事があります。 | I have to work tomorrow. |
どれも日常的に使いやすい基本文です。
最初は、この程度の簡単な英文で十分です。
5-4. 瞬間英作文で意識すること
ポイントは、難しい英文を作ることではありません。
知っている英語を思い出して、自分の口から出すことです。
そのため、
- 最初から難しい文章を作らない
- 知っている単語を使う
- 完璧な文章を作ろうとして止まらない
- 言えなかった英文は答えを確認する
- 確認した後にもう一度発話する
ことを意識しましょう。
第二言語の語彙学習を対象とした研究では、単純に聞いてまねするだけの練習と比べて、思い出して発話する「retrieval practice」を使った条件で、語彙の理解や産出に良い結果が見られた研究があります。
ただし、これは外国語の語彙学習に関する研究です。
この結果だけをもとに「瞬間英作文をすればスピーキング力が必ず向上する」と考えることはできません。
あくまで、「思い出してから答えを確認する」という学習方法を取り入れる参考として考えましょう。
5-5. 次のSTEPへ進む目安
簡単な日本語を見たときに、基本的な英文を自分で作って口に出せるようになってきたら、次は「自分自身について話す」練習に進みます。
6. STEP3:独り言英会話|自分のことを英語で話す

瞬間英作文では、日本語から英文を作りました。
次は、決められた日本語を使わずに、自分で話す内容を考えて英語にする練習です。
そこで役立つのが独り言英会話です。
6-1. 独り言英会話とは?
独り言英会話とは、日常生活の出来事や自分が考えていることなどを、簡単な英語で声に出す練習です。
例えば、朝起きたら、
(「疲れています」)
と言ってみます。
仕事の日なら、
(「仕事に行きます」)
と言えます。
6-2. 初心者は「自分の日常」から始める
独り言英会話では、難しいテーマを考える必要はありません。
まずは自分の日常を英語にしてみましょう。
例えば、
(今日は会議があります。)
(「仕事に行きます」)
(お腹が空いています。)
(コーヒーが飲みたいです。)
このような短い英文で構いません。
6-3. 1文から始めてOK
最初から長い英語を話そうとすると、途中で言葉が出なくなりやすくなります。
まずは、
1文
↓
2文
↓
3文
と少しずつ増やしていきましょう。
例えば、
I’m tired.
だけでも構いません。
慣れてきたら、
I’m tired. I have a lot of work today.
と2文に増やします。
さらに、
I’m tired. I have a lot of work today. I want to go home early.
と3文にできます。
このように、知っている表現を組み合わせていきます。
6-4. 言えないときの対処法
独り言をしていると、必ず「英語で何と言えばいいか分からない」という場面が出てきます。
そのときは、無理に難しい英語を作る必要はありません。
次のように対応しましょう。
- 日本語で言いたいことを考える
- 知っている簡単な英語に置き換える
- 分からない単語を調べる
- 正しい英文を確認する
- もう一度声に出す
例えば、
「今日は仕事がたくさんあって大変です」
と言いたいけれど難しい場合、
(「今日は仕事がたくさんあります」)
くらいに簡単にしても構いません。
英語では、難しい表現を使わなければ話せないわけではありません。
自分が知っている英語で伝える練習をすることが大切です。
6-5. 次のSTEPへ進む目安
自分の日常について、簡単な英文をいくつか続けて話せるようになってきたら、AIを使った会話練習を取り入れてみましょう。
7. STEP4:AI英会話|一人で会話形式の練習をする

独り言英会話では、自分一人で話します。
次は、AIを相手にして「質問される→答える」という会話形式の練習をしてみましょう。
7-1. AI英会話が向いている人
AI英会話は、次のような人に向いています。
- 人と英語で話すのはまだ緊張する
- 一人で発話する時間を増やしたい
- 同じテーマを何度も練習したい
- 自分のペースで練習したい
- オンライン英会話を始める前に練習したい
人間を相手にすると緊張する人でも、AIなら比較的気軽に発話練習を始められる場合があります。
7-2. 初心者向けのテーマ
最初は、自分が話しやすいテーマを選びましょう。
例えば、
- 自己紹介
- 仕事
- 趣味
- レストラン
- 買い物
- 海外旅行
- 日常生活
などです。
いきなり難しいニュースや専門的な話題を選ぶ必要はありません。
7-3. AIへの指示例
AI英会話をするときは、最初に自分のレベルや希望を伝えておくと練習しやすくなります。
例えば、次のように指示できます。
英語初心者向けに、簡単な英語だけを使って会話してください。
私の回答を待ってから次の質問をしてください。
分からないときは簡単な英語でヒントをください。
さらに、
間違いがあった場合は、会話を止めずに最後にまとめて教えてください。
のように、自分に合ったルールを追加してもよいでしょう。
7-4. AI英会話のメリット
AIを使うことで、
- 一人で会話形式の練習ができる
- 同じ会話を繰り返しやすい
- 好きな時間に練習しやすい
- 自分に合ったテーマを選びやすい
といった使い方ができます。
British CouncilもAIを使ったスピーキング練習を提供しており、学習した文法や語彙を実生活に近い場面で使ったり、同じ練習を繰り返したりする方法を紹介しています。
7-5. AIだけで十分?
ここは注意したいポイントです。
AI英会話は便利な練習方法の一つですが、AIだけで英語学習を完結させる必要はありません。
例えば、
一人で練習
↓
AIで会話練習
↓
実際の人と会話
というように使い分ける方法があります。
British Councilも、自社のAIスピーキング練習について、教師の代わりではなく、学習に追加できる練習機会として説明しています。
AIは「人と話す前の練習相手」として活用すると分かりやすいでしょう。
7-6. 次のSTEPへ進む目安
AIとの簡単な会話で、
- 質問を理解する
- 短い英文で答える
- 次の質問に対応する
という流れに少しずつ慣れてきたら、実際の相手との会話練習へ進んでみましょう。
7-7. 一人での英語学習にAIを取り入れたい人へ
AI英会話を使った具体的な練習方法や、初心者向けの活用方法について詳しく知りたい場合は、こちらの記事も参考にしてください。
8. STEP5:オンライン英会話|実際の相手と英語で話す

最後のステップは、実際の人と英語で話す練習です。
一人での練習やAIとの会話に慣れてきたら、オンライン英会話を利用して、実際のコミュニケーションに挑戦してみましょう。
8-1. オンライン英会話で経験できること
実際の会話では、次のような流れが繰り返されます。
相手の質問を聞く
↓
内容を理解する
↓
答えを考える
↓
英語で話す
↓
相手の反応を聞く
↓
もう一度伝える
一人で英文を作る練習とは違い、相手から予想していなかった質問が来ることもあります。
そのため、AIや独り言で練習した英語を、実際のコミュニケーションで使ってみる機会になります。
8-2. 初心者は難しいフリートークから始めなくていい
「オンライン英会話=いきなり外国人と自由に会話する」
と考えると、ハードルが高く感じるかもしれません。
しかし、最初から難しいフリートークをする必要はありません。
例えば、
- 自己紹介
- 趣味
- 仕事
- 今日の予定
- 好きな食べ物
- 休日の過ごし方
など、自分が話しやすいテーマから始めましょう。
事前に話したい内容を2~3文だけ準備しておくのもおすすめです。
例えば自己紹介なら、
My name is Marken.
I work for a company in Tokyo.
I like watching movies.
のように、簡単な英文を用意しておきます。
完璧な自己紹介を作る必要はありません。
8-3. オンライン英会話が不安ならAIで予行演習する
「オンライン英会話で何を話せばいいか分からない」という場合は、AIを予行演習に使う方法があります。
例えば、
話したいテーマを決める
↓
AIに質問してもらう
↓
自分で英語で答える
↓
言えなかった表現を確認する
↓
オンライン英会話で使ってみる
という流れです。
AIで一度練習してから人と話せば、最初の緊張を減らしやすくなります。
8-4. 初心者向けオンライン英会話の選び方
オンライン英会話を選ぶときは、料金だけで決めるのではなく、自分が続けやすいかを確認しましょう。
例えば、
- 初心者向け教材がある
- レッスン内容を選べる
- 無料体験がある
- 自分の生活時間に合っている
- 予約方法が分かりやすい
などを確認します。
料金や教材、レッスン内容など、サービスごとの違いを比較したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
9. 5つの英語スピーキング練習を比較

ここまで紹介した5つの方法を、もう一度整理してみましょう。
| 練習方法 | 主な目的 | 難易度の目安 | 一人でできる? |
|---|---|---|---|
| 音読 | 英語を声に出す | ★ | ○ |
| 瞬間英作文 | 英文を思い出す | ★★ | ○ |
| 独り言英会話 | 自分で英文を作る | ★★★ | ○ |
| AI英会話 | 会話形式で練習する | ★★★★ | ○ |
| オンライン英会話 | 実際に会話する | ★★★★★ | △ |
※難易度は科学的に測定されたものではありません。この記事で紹介する初心者向けの学習設計上の目安です。
5つを単純に「簡単・難しい」で考えるよりも、何を練習するための方法なのかを見ることが大切です。
例えば、
「声に出すことに慣れたい」
なら音読。
「知っている英文が口から出てこない」
なら瞬間英作文。
「自分で英文を作って話したい」
なら独り言。
「一人で会話練習をしたい」
ならAI英会話。
「実際の人と話したい」
ならオンライン英会話。
というように使い分けられます。
9-1. 5STEPの到達目安
| STEP | 次へ進む目安 |
|---|---|
| 音読 | 短い英文を意味を意識しながら声に出せる |
| 瞬間英作文 | 簡単な英文を自分で作って言える |
| 独り言 | 自分の日常について数文話せる |
| AI英会話 | 簡単な会話を続けられる |
| オンライン英会話 | 実際の相手との会話に挑戦する |
これは「ここまでできなければ次に進んではいけない」という基準ではありません。
「そろそろ次の練習を試してみよう」という判断材料として使ってください。
10. 英語を話す練習は毎日何分やればいい?

「英語を話す練習は1日何分やればいい?」
と気になる人も多いでしょう。
結論として、この記事では15~20分程度から始める例を紹介します。
ただし、「1日20分なら○か月で英語が話せるようになる」という意味ではありません。
必要な学習時間や上達のスピードは、現在の英語力、学習内容、練習頻度、実際に英語を使う機会などによって変わります。
10-1. 15~20分できる日の練習メニュー
| 時間 | 練習内容 |
|---|---|
| 5分 | 音読 |
| 5分 | 瞬間英作文 |
| 5分 | 独り言 |
| 5分 | AI英会話 |
最初からすべてやらなくても構いません。
例えば、
音読5分
+
瞬間英作文5分
だけでも十分です。
慣れてきたら独り言を追加し、さらに余裕があればAI英会話を取り入れます。
10-2. 忙しい日の5分メニュー
仕事などで時間が取れない日は、短くしてみましょう。
| 時間 | 練習内容 |
|---|---|
| 2分 | 音読 |
| 2分 | 瞬間英作文 |
| 1分 | 独り言 |
大切なのは、毎回長時間やることだけではありません。
「今日は時間がないから何もしない」ではなく、短時間でも発話する時間を作る方法があります。
例えば通勤前に、
I’m tired today.
I have a meeting today.
I’m going to work.
と3文だけ声に出すことから始めてもよいでしょう。
11. シャドーイングは英語を話す練習に必要?

英語のスピーキング練習を調べると、シャドーイングもよく出てきます。
11-1. シャドーイングとは?
シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら、少し遅れて同じように発話する練習です。
例えば、音声で、
I’m going to work.
と流れたら、その少し後を追いながら同じ英文を発話します。
11-2. 音読との違い
音読は基本的に英文を見ながら声に出します。
一方、シャドーイングは音声を聞きながら、後を追って発話します。
そのため、目的が少し異なります。
| 練習 | 主な目的 |
|---|---|
| 音読 | 英文を声に出す |
| シャドーイング | 音声を聞きながら発話する |
シャドーイングは、発音やリスニングを含めた音声面の練習として取り入れられます。
一方、この記事の5STEPでは、シャドーイングを本線には入れていません。
理由は、この記事の中心が、
「知っている英語を自分で思い出して話す」
ことだからです。
そのため、
音読
→ 瞬間英作文
→ 独り言
→ AI
→ オンライン英会話
を中心にし、シャドーイングは必要に応じて追加する形にしています。
発音やリスニングも強化したい場合は、別の記事で詳しく学ぶとよいでしょう。
12. 英語を話す練習で大切な3つのポイント

英語を話す練習では、練習方法だけでなく「どう取り組むか」も重要です。
12-1. ① 難しい英文を無理に作らない
英語初心者がやりがちなのが、最初から難しい英文を作ろうとすることです。
例えば、
「最近仕事が忙しくて、週末は家でゆっくり過ごしたいと思っています」
という内容を伝えたいとします。
これを最初から複雑な英文にする必要はありません。
まずは、
(「今週は忙しいです」)
(「今週末はゆっくりしたいです」)
のように、簡単な文に分けても構いません。
簡単な英語で伝える力も、スピーキングでは大切です。
12-2. ② 間違いを恐れて黙らない
英語を話す練習では、間違えることがあります。
最初からすべて正確に話そうとすると、考える時間が長くなってしまうことがあります。
そのため、練習ではまず「実際に発話してみる」ことを意識しましょう。
ただし、
「間違えても気にしなくていい」
ということは、
「正確さは必要ない」
という意味ではありません。
言えなかった表現や間違えた表現は、後から確認して次の発話に生かします。
12-3. ③ 同じ表現を繰り返し使う
覚えた表現は、一度使って終わりにしないようにしましょう。
例えば、
I have a meeting today.
という表現を覚えたら、
音読
↓
瞬間英作文
↓
独り言
↓
AI英会話
↓
オンライン英会話
と、さまざまな場面で使ってみます。
同じ表現を別の練習で使うことで、「知っている表現」を実際に使う機会を増やせます。
13. 英語を話す練習でよくある失敗

13-1. 失敗① いきなり難しい会話をする
いきなり難しいテーマで長時間話そうとすると、言葉が出なくなってしまうことがあります。
まずは、
- 自己紹介
- 仕事
- 趣味
- 今日の予定
- 食事
など、身近なテーマから始めましょう。
13-2. 失敗② インプットだけを続ける
単語や文法を勉強することは大切です。
ただし、「知識を増やすこと」だけに偏ると、実際に英語を話す練習が不足することがあります。
「覚える時間」と「使う時間」の両方を作りましょう。
13-3. 失敗③ 練習方法を増やしすぎる
英語学習では、さまざまな勉強方法を見つけると全部やりたくなることがあります。
しかし、
- 音読
- シャドーイング
- 瞬間英作文
- 単語
- 文法
- アプリ
- AI
- オンライン英会話
と一度に始めると、何をやればいいのか分からなくなることがあります。
最初は1~2種類から始めても構いません。
13-4. 失敗④ AIや教材を使うこと自体が目的になる
便利なAIや教材を見つけると、それを使うこと自体が目的になってしまうことがあります。
大切なのは、
「AIを使ったか」
ではありません。
「何を英語で話せるようになりたいか」
です。
例えば、
「仕事について英語で説明したい」
なら、仕事に関する英文を練習します。
目的に合わせて教材やAIを使いましょう。
14. 英語を話す練習に関するよくある質問

14-1. 英語を話す練習は何から始めればいい?
英語を話すことにまだ慣れていない初心者なら、まず音読などの「声に出す練習」から始めてみましょう。
その後、
音読
→ 瞬間英作文
→ 独り言
→ AI英会話
→ オンライン英会話
と、少しずつ自分で英文を作ったり、会話したりする練習へ進む方法があります。
ただし、この順番が唯一の正解ではありません。
現在の英語力や目的に合わせて調整してください。
14-2. 英語が口から出てこないのはなぜ?
「英語が口から出てこない」理由は一つではありません。
例えば、
- 単語の知識が足りない
- 文法の知識が足りない
- 英語を聞き取れない
- 知っている英語を思い出す練習が少ない
- 実際に話す経験が少ない
などが考えられます。
まず「英語そのものが分からない」のか、「分かるけれど自分で言えない」のかを分けてみましょう。
前者なら基礎学習、後者なら発話練習を増やすことを検討します。
14-3. 英語は一人でも話す練習ができる?
できます。
例えば、
- 音読
- 瞬間英作文
- 独り言英会話
- AI英会話
などがあります。
特に、まだ人と英語で話すことに抵抗がある場合は、一人でできる練習から始める方法もあります。
14-4. 音読だけで英語は話せるようになる?
音読は英語を声に出す練習として役立ちますが、音読だけで自由な会話ができるようになるとは限りません。
音読では用意された英文を読むことが中心です。
そのため、
音読
→ 英文を思い出す
→ 自分で英文を作る
→ 会話する
というように、別の練習も組み合わせていくとよいでしょう。
14-5. 瞬間英作文はスピーキング練習になる?
瞬間英作文は、日本語を見て英文を思い出し、実際に声に出す練習なので、スピーキング練習の一つとして使えます。
ただし、瞬間英作文だけで会話に必要なすべての力を身につけられるわけではありません。
自分で話す練習や、相手との会話練習も組み合わせましょう。
14-6. シャドーイングと音読はどう使い分ける?
目的で使い分けると分かりやすいでしょう。
音読は、英文を見ながら声に出す練習です。
シャドーイングは、音声を聞きながら少し遅れて発話する練習です。
そのため、
「英文を声に出すことに慣れたい」
なら音読。
「英語の音を聞きながら発話したい」
ならシャドーイング。
というように考えられます。
どちらか一方が必ず優れているわけではありません。
14-7. AIで英会話の練習はできる?
できます。
AIを使えば、会話形式で英語を話す練習ができます。
例えば、
「英語初心者向けに簡単な英語で質問してください」
と指示して、AIからの質問に英語で答える方法があります。
実際にBritish CouncilもAIを使ったスピーキング練習を提供しています。AIを使って実生活に近い場面で英語を使ったり、繰り返し練習したりする方法が紹介されています。
ただし、AIを教師や実際の人との会話の完全な代わりとして考える必要はありません。
14-8. オンライン英会話は初心者でもできる?
初心者でも始められます。
ただし、いきなり難しいフリートークを選ぶ必要はありません。
初心者向け教材やレッスンを利用し、
- 自己紹介
- 趣味
- 仕事
- 日常生活
など、話しやすいテーマから始めてみましょう。
不安な場合は、AI英会話で予行演習をしてからオンライン英会話に挑戦する方法もあります。
14-9. 1日何分くらい練習すればいい?
この記事では、初心者向けの例として15~20分程度のメニューを紹介しています。
例えば、
- 音読5分
- 瞬間英作文5分
- 独り言5分
- AI英会話5分
です。
ただし、「毎日20分練習すれば○か月で話せる」というような上達期間を保証するものではありません。
忙しい日は5分だけでも構いません。
大切なのは、自分の生活に無理なく取り入れられる方法を見つけることです。
14-10. 英語を話せるようになるまでどのくらいかかる?
一律に「○か月」と決めることはできません。
現在の英語力や、
- 学習時間
- 練習内容
- 練習頻度
- 英語を使う機会
- 目標とする会話レベル
などによって変わるからです。
「旅行で簡単な会話がしたい」のか、「仕事で英語の会議に参加したい」のかでも、必要な学習は変わります。
そのため、期間だけを目標にするより、
「今日は英語を5分話す」
「自分の仕事について3文話す」
など、具体的な行動を目標にする方法がおすすめです。
15. まとめ|英語を話す練習は「少しずつ口から出す」ことから始めよう

英語を話す練習で大切なのは、単語や文法を知っているだけで終わらず、知っている英語を思い出して、実際に口から出す機会を作ることです。
初心者なら、次のような流れで練習してみましょう。
音読
↓
瞬間英作文
↓
独り言英会話
↓
AI英会話
↓
オンライン英会話
それぞれの目的は異なります。
- 音読:英語を声に出す
- 瞬間英作文:英文を思い出して言う
- 独り言:自分で英文を作る
- AI英会話:会話形式で練習する
- オンライン英会話:実際の相手と話す
すべてを一度に始める必要はありません。
まずは、今日5分だけ英語を声に出してみるところから始めてみましょう。
例えば、
I have a meeting today.
I’m busy today.
I’m going to work.
この3文を声に出すだけでも構いません。
慣れてきたら、少しずつ自分で英文を作り、AIや実際の相手との会話へ進んでいきましょう。
一人での発話練習をもっと詳しく知りたい方は、AI英会話を使った練習方法も参考にしてください。
一人での練習から一歩進んで、実際の相手と英語で話してみたい方は、初心者向けのオンライン英会話を検討してみましょう。























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