英単語の覚え方|初心者でも効率よく覚えて英会話で使う方法

「英単語帳を見れば意味は分かるのに、英会話になると英単語が出てこない」

このような経験はありませんか?

英単語を勉強していると、

  • 覚えたはずなのにすぐ忘れる
  • 何回復習すればいいか分からない
  • 英単語は書いて覚えるべきか、声に出すべきか分からない
  • 1日に何個覚えればいいのか分からない
  • 単語帳では分かるのに、会話では使えない

といった悩みが出てきます。

英単語は、ただ何度も見て暗記するだけではなく、思い出す練習と、実際に使う練習まで行うことが重要です。

第二言語の語彙学習を扱った研究レビューでも、単純な反復だけでなく、検索練習(retrieval practice)や間隔を空けた反復(spacing)、自分で答えを作る学習などを組み合わせることが有効な方法として整理されています。

そこでこの記事では、英単語の覚え方を、

覚える → 思い出す → 復習する → 使う

という一つの学習サイクルとして整理します。

具体的には、次の7STEPで進めます。

  1. 覚える単語を決める
  2. 意味を確認する
  3. 発音・音声を確認する
  4. 例文で使い方を覚える
  5. 答えを隠して思い出す
  6. 時間を空けて復習する
  7. 自分で英文を作って声に出す

忙しい社会人でも取り組みやすいように、最後には1日30分の英単語学習メニューも紹介します。

Contents

1. 英単語が覚えられないのはなぜ?まず勉強法を見直そう

英単語が覚えられないからといって、必ずしも「記憶力が悪い」というわけではありません。

むしろ、覚え方や復習の方法が自分に合っていない可能性があります。

特に初心者がやりがちな方法には、次のようなものがあります。

よくある勉強法 見直したいポイント
単語を何度も見る 答えを隠して思い出す
日本語訳だけ覚える 例文や文脈も確認する
一度覚えたら終わる 時間を空けて復習する
大量の単語を一気に覚える 後から思い出せる量を優先する
単語のスペルだけ覚える 発音や音声も確認する
単語を覚えるだけ 自分で英文を作って使う

1-1. 英単語を何度見ても覚えられない

英単語帳を何度も読み返していると、「この単語は見たことがある」「意味も分かる」と感じることがあります。

しかし、これは自分の頭から英単語を取り出せる状態とは別です。

例えば、単語帳で、

important=重要な、大切な

と確認したとします。

その直後に「importantの意味は?」と聞かれれば答えられるでしょう。

ところが、英会話中に、

「この仕事は私にとって大切です」

と言いたいとき、

This job is ______ to me.

の空欄に important が出てこなければ、会話ではまだ十分に使える状態とはいえません。

そのため、単語を覚えた後は、答えを隠して自分の頭から思い出す練習を入れます。

第二言語の語彙学習研究でも、単純な反復だけでなく、検索練習を組み合わせることが重要な要素として扱われています。

1-2. 一度にたくさん覚えようとしている

「1日100語覚える」といったように、新しい単語の数だけを目標にすると、学習した直後は達成感があっても、後から思い出せなくなることがあります。

重要なのは、新しく何語進んだかだけではありません。

翌日以降にどれだけ思い出せるかも確認しましょう。

例えば20語を勉強して、

  • 20語見れば分かる
  • 10語は思い出せる
  • 10語は思い出せない

のであれば、次の20語へ進む前に、思い出せなかった10語を復習する方法があります。

1-3. 日本語訳だけで覚えている

「important=重要な」と日本語訳だけを暗記しても、実際の会話でどう使うかまでは分かりません。

英単語は、

意味+使い方+例文

まで確認すると、実際に使う場面をイメージしやすくなります。

例えば、

important
重要な・大切な

だけではなく、

This is important to me.
これは私にとって大切です。

まで確認します。

Cambridge Dictionaryでも、importantは「必要な」「大きな価値がある」といった意味で使われ、important to や important for など、文の中でさまざまな形で使われています。

1-4. 発音や音声を確認していない

英単語を目で読めても、実際に聞いたときに意味が分からないことがあります。

そのため、英単語を覚えるときは、

見る → 聞く → 声に出す

という流れも取り入れましょう。

例えば important は、Cambridge Dictionaryでイギリス英語・アメリカ英語それぞれの発音を確認できます。

発音を確認しておくと、単語帳で覚えた文字と、実際に聞こえてくる音を結び付けやすくなります。

1-5. 覚えた単語を使っていない

「意味を知っている単語」と「自分で使える単語」は同じではありません。

例えば、

important=重要な

と分かっていても、

「この会議は仕事にとって重要です」

を英語にできるとは限りません。

そこで、覚えた単語を使って短い英文を作ります。

This meeting is important.

さらに自分の状況に合わせて、

This meeting is important for my job.

のように変えてみましょう。

このようにすると、単語を「知識」から「使うための材料」へ変えていけます。

2. 英単語の効率的な覚え方は「覚える→思い出す→使う」

英単語を覚えるときは、単語の意味が分かることだけをゴールにしないことがポイントです。

この記事では、英単語を次の4段階で考えます。

「英単語を覚えた」とはどんな状態?

段階 状態
STEP1 英単語を見れば意味が分かる
STEP2 英単語を聞いて意味が分かる
STEP3 日本語から英単語を思い出せる
STEP4 自分で英文を作って話せる

例えば important なら、

① importantを見て「重要な」と分かる

② importantと聞いて意味が分かる

③「重要な」と聞いてimportantを思い出せる

④ This meeting is important. と自分で言える

という順番です。

もちろん、すべての英単語を最終段階まで完璧にする必要はありません。

資格試験、読書、リスニング、仕事、英会話など、目的によって必要なレベルは変わります。

ただし、「英会話で使えるようになりたい」という目的なら、③思い出せる、④使えるところまで練習することが大切です。

2-1. 英単語学習の基本サイクル

基本的な流れは次のとおりです。

覚える

思い出す

復習する

使う

このサイクルを繰り返します。

特に重要なのが、「覚える」と「思い出す」を分けることです。

単語を見ているときに分かるだけで終わらせず、いったん答えを隠して、自分の記憶から取り出してみましょう。

さらに時間を空けてもう一度思い出し、最後は英文作成や発話につなげます。

3. 英単語を覚える7STEP|初心者でも実践できる方法

ここからは、実際の学習手順を7STEPに分けて紹介します。

単語を決める

意味を確認

発音・音声

例文

思い出す

復習

自分で使う

この順番を基本にしてください。

3-1. STEP1:覚える単語を決める

最初に「何を覚えるか」を決めます。

初心者の場合、ただ大量の英単語を覚えるより、自分が必要とする英語に近い単語から始めると学習の目的を意識しやすくなります。

例えば、

  • 日常会話をしたい
  • 海外旅行で使いたい
  • 仕事で英語を使いたい
  • TOEIC対策をしたい
  • 英文を読めるようになりたい

などです。

仕事で英語を使いたい人なら、

  • meeting
  • important
  • schedule
  • problem
  • confirm

など、仕事で出会う可能性のある単語を優先する方法があります。

単語帳を使う場合も、「最初から全部完璧に覚えなければならない」と考えなくて大丈夫です。

まずは教材を一つ決め、そこから少しずつ進めましょう。

ポイントは、新しい単語を増やすことだけを目的にしないことです。

覚えた単語を後から思い出せるかまで確認します。

3-2. STEP2:単語の意味を確認する

次に、単語の基本的な意味を確認します。

例えば、

important
重要な・大切な

というように、日本語訳を確認します。

同時に、

  • 品詞
  • 基本的な使い方
  • よく使われる意味

も確認しましょう。

ただし、一つの英単語に複数の意味があるからといって、最初からすべて暗記する必要はありません。

まずは自分の目的に必要な基本的な意味を理解します。

例えば important は形容詞で、「重要な」「大切な」という意味で使われます。

ここで、

important=重要な

だけで終了しないことが重要です。

次のSTEPで発音を確認し、その後に例文を確認します。

3-3. STEP3:発音と音声を確認する

意味を確認したら、音声を聞きます。

おすすめは、

  • 音声を聞く
  • 発音を確認する
  • 自分でも声に出す

という流れです。

例えば important は、

・/ɪmˈpɔː.tənt/(英)
・/ɪmˈpɔːr.tənt/(米)

などと発音されます。Cambridge Dictionaryでは、英米それぞれの発音と音声を確認できます。

英単語を文字だけで覚えるのではなく、文字・意味・音をセットにするイメージです。

特に英会話を目的にするなら、音声を省略しないようにしましょう。

単語帳を見たときには分かるのに、会話で聞き取れないという状態を防ぐためです。

発音・リスニングについて詳しく学びたい場合は、サイト内の「英語リスニング初心者の勉強法」も参考にしてください。

3-4. STEP4:例文で使い方を覚える

次に、英単語を例文の中で確認します。

単語だけを覚えるのではなく、

「この単語は、どんな文章の中で使われるのか?」

を確認しましょう。

例えば important なら、

This is important to me.
これは私にとって大切です。

という英文で確認できます。

ここでは、

important=重要な

だけでなく、

important to me
私にとって大切

という使い方まで理解できます。

さらに、自分に関係する英文に変えてみましょう。

This meeting is important.

「この会議は重要です。」

This meeting is important for my job.

「この会議は私の仕事にとって重要です。」

このように、自分の仕事・趣味・生活に関係する内容へ置き換えると、後で使う場面をイメージしやすくなります。

なお、例文はすべて丸暗記する必要はありません。

大切なのは、

意味 → 使い方 → 自分の英文

という流れを作ることです。

3-5. STEP5:答えを隠して英単語を思い出す

ここが、7STEPの中でも特に重要です。

単語を見て「分かった」と思ったら、今度は答えを隠してみましょう。

例えば、次の3パターンで練習します。

日本語→英語

重要な・大切な

important

英語→日本語

important

重要な・大切な

例文→単語

This is ______ to me.

important

ポイントは、答えを見るのではなく、自分で思い出すことです。

研究レビューでも、第二言語の語彙学習では、検索練習を取り入れた学習が重要な方法として扱われています。

最初は思い出せなくても問題ありません。

むしろ、

「あれ、何だっけ?」

と考える時間を作ることが、学習の重要な部分です。

3-6. STEP6:時間を空けて復習する

一度覚えた単語を、その日の学習だけで終わらせないようにしましょう。

基本的には、

覚える

時間を空ける

思い出す

忘れていた単語を復習する

再び思い出す

という流れです。

第二言語の語彙学習に関する研究レビューでは、反復を時間的に分散させる「spacing」が語彙学習に有効であることが報告されています。一方で、単語の種類や学習者などによって適切な間隔は異なり、最適な復習回数や間隔について研究が続いているため、「必ず○日後が最適」と決めつけることはできません。

そのため、初心者の場合は「○日後に絶対復習する」と固定するよりも、時間を空けて思い出す機会を作ることを意識しましょう。

また、復習するときはすべての単語を同じ時間かけて確認する必要はありません。

すぐ思い出せる単語より、

「あれ?この単語なんだっけ?」

となった単語を重点的に復習します。

3-7. STEP7:自分で英文を作って声に出す

最後は、覚えた単語を実際に使います。

例えば important を覚えたら、

This meeting is important.

と英文を作ります。

さらに自分の状況に合わせて、

This meeting is important for my job.

としてみましょう。

そして、実際に声に出します。

「書ける」だけではなく、「口から出せる」状態を目指すためです。

英文を作るのが難しい場合は、まず短い文から始めます。

This is important.

これだけでも構いません。

慣れてきたら、

This is important to me.

This meeting is important.

This meeting is important for my job.

というように、自分に関係する内容へ広げていきます。

英文を作るときに文法が不安な場合は、サイト内の「〖AIで英会話〗効率の良い英文法の学び方とは?」も参考にできます。AIを使った英文作成や文法チェックなどについて解説しています。

4. 英単語の覚え方を目的別に使い分けよう

「英単語は書いて覚えたほうがいい?」

「声に出したほうがいい?」

「例文を丸暗記したほうがいい?」

と迷う人もいるでしょう。

結論として、どの方法が絶対に正しいというわけではありません。

目的によって使い分けることが大切です。

学習方法 主な目的
見る 意味を確認する
書く スペルを確認する
聞く 音・リスニングを確認する
音読 音と意味を結び付ける
例文 使い方を理解する
想起 思い出す力を鍛える
英文作成 会話で使う練習
復習 定着を確認する

4-1. 英単語は書いて覚えるべき?

書くことが役立つ場面はあります。

特に、

  • スペルを正確に覚えたい
  • 英作文で正しく書きたい
  • 手を動かしたほうが集中できる

といった場合です。

ただし、英会話が目的なのに、英単語を何十回も書くだけでは、話す練習にはなりません。

英会話を目的にするなら、

書く → 声に出す → 思い出す → 英文を作る

というように学習を広げましょう。

4-2. 英単語は声に出して覚えるべき?

英会話やリスニングを目的にするなら、声に出す練習を取り入れる価値があります。

例えば、

important

を見て終わりにするのではなく、

  • 音声を聞く
  • 発音を確認する
  • 自分で発音する
  • 例文を音読する

という流れにします。

単語の「文字」だけでなく、「音」と「意味」を結び付けることがポイントです。

4-3. 英単語は例文ごと覚えるべき?

例文は、英単語の使い方を理解するために役立ちます。

ただし、すべての例文を丸暗記する必要はありません。

例えば、

This is important to me.

を覚えたら、

This meeting is important.

のように自分で変えてみます。

そして、

This meeting is important for my job.

と、自分の生活に関係する文章へ広げます。

例文を覚えることより、例文を使って自分の英文を作ることを意識しましょう。

4-4. 英単語帳とアプリはどちらがおすすめ?

英単語を勉強するときは、単語帳を使う方法とアプリを使う方法があります。

それぞれに向いている人が違います。

単語帳 アプリ
学習方法 自分で進める アプリの機能を利用できる
音声 教材による 音声搭載のものがある
持ち運び
スキマ時間
復習管理 自分で行う 機能による
向いている人 紙で集中したい人 スマホで学びたい人

単語帳が向いている人

単語帳は、

  • 紙で勉強したい
  • スマートフォンを見ると他のことをしてしまう
  • 書き込みながら勉強したい
  • 自分のペースで進めたい

という人に向いています。

アプリが向いている人

アプリは、

  • スマートフォンで勉強したい
  • 通勤時間などを利用したい
  • 音声をすぐ聞きたい
  • 復習機能を利用したい

という人に向いています。

ただし、教材を選ぶときに最も重要なのは「単語帳かアプリか」という種類だけではありません。

どちらを使う場合でも、

意味を確認 → 音声を確認 → 思い出す → 復習 → 使う

という学習方法を取り入れましょう。

4-5. 英単語は1日何個覚えればいい?

「英単語は1日何個覚えればいい?」という疑問には、全員に当てはまる一つの正解があるとはいえません。

学習目的、現在の英語力、使える時間、復習にかけられる時間によって変わるからです。

そのため、

1日30語なら必ず覚えられる

のように考える必要はありません。

大切なのは「覚えた数」より「思い出せる数」

例えば、

「今日は50語勉強した」

という記録だけを見るのではなく、

「昨日勉強した単語をどれくらい思い出せるか」

を確認しましょう。

新しい単語を増やしすぎて復習できなくなるより、無理なく復習までできる量に調整するほうが継続しやすくなります。

30分学習なら英単語は5〜10分程度から始める

英語学習全体に30分使える場合、英単語だけに30分すべてを使う必要はありません。

例えば、

英単語:5〜10分

程度から始める方法があります。

残りの時間で、

  • 英文法
  • リスニング
  • スピーキング

なども組み合わせます。

英語学習全体を30分で組み立てたい場合は、サイト内の「英語初心者の勉強方法|1日30分から始める学習ロードマップ」と組み合わせるとよいでしょう。

4-6. 英単語を忘れないための復習方法

英単語を勉強していると、「せっかく覚えたのに忘れてしまった」と感じることもあります。

しかし、忘れること自体を必要以上に問題視する必要はありません。

大切なのは、忘れた後にもう一度思い出す機会を作ることです。

第二言語の語彙学習では、時間を空けて反復する方法が長期的な学習に役立つことが研究されています。

復習するときも「見るだけ」にしない

復習するときも、

important
重要な

と答えを見るだけにしないようにします。

例えば日本語を見て、

「重要な」→ important

と英語を思い出します。

さらに、

important →「重要な」

と英語から意味も確認します。

そして、

This meeting is ______.

を見て、

important

と答えます。

このように、復習でも「思い出す」ことを取り入れます。

思い出せなかった単語を重点的に復習する

すべての単語に同じ時間をかけて復習する必要はありません。

例えば、

単語 状態
important すぐ思い出せた
schedule 思い出せなかった
meeting 思い出せた
confirm 少し迷った

という結果なら、

scheduleとconfirmを重点的に復習する

という方法があります。

復習チェックリスト

復習するときは、次の項目を確認してみましょう。

  • □ 日本語を見て英語が出てくる
  • □ 英語を聞いて意味が分かる
  • □ 発音できる
  • □ 例文の意味が分かる
  • □ 自分で英文を作れる
  • □ 声に出して言える

すべてできれば理想ですが、最初から完璧でなくても構いません。

自分の目的に必要なレベルまで一つずつ進めましょう。

4-7. 覚えた英単語を英会話で使えるようにする方法

英単語を「知っている」状態から「使える」状態に変えるには、実際に英語を作って話す練習が必要です。

ここでは、次の流れで練習します。

日本語 → 英語を思い出す

短い英文を作る

自分の生活に置き換える

声に出す

実際の会話で使う

まず日本語から英語を思い出す

例えば、

「重要な」

とだけ見て、

important

が出てくるか確認します。

これは、英会話で日本語の意味から英語を取り出す練習になります。

次に、

「この会議は重要です」

を見て、

This meeting is important.

と作ります。

覚えた単語を使って短い英文を作る

最初から長い英文を作る必要はありません。

例えば、

important

This is important.

だけでも十分です。

慣れてきたら、

This meeting is important.

のように少しずつ文章を長くします。

初心者の場合、短くて正しい英文を自分で作ることから始めると取り組みやすくなります。

自分の仕事・趣味・生活に置き換える

さらに効果的なのが、自分に関係する英文を作ることです。

例えば仕事で会議が多い人なら、

This meeting is important.

趣味について話したいなら、

English is important to me.

旅行が好きなら、

English is important when I travel.

というように、自分が実際に話しそうな内容に変えます。

こうすると、単語帳に書かれている例文をそのまま覚えるだけではなく、自分が使う場面を想定した練習になります。

声に出して話す

英文ができたら、必ず一度声に出してみましょう。

例えば、

This meeting is important.

を、

1回目:英文を見ながら読む

2回目:英文を見ながら声に出す

3回目:英文を隠して言う

というように練習します。

最後に英文を見ないで言えれば、「覚えた単語を使う」練習になります。

AI英会話などで実際に使ってみる

一人で英文を作って話すことに慣れたら、実際の会話に近い練習へ進みます。

例えばAIを利用した英会話学習では、英文作成やスピーキング練習などにAIを活用する方法があります。

最初から難しい会話をする必要はありません。AIに「importantを使った初心者向けの英会話練習をしてください」と指示し、

This meeting is important.

のような短い英文から練習してもよいでしょう。

覚える → 思い出す → 英文を作る → 声に出す → 会話で使う

という流れを作ることが重要です。

覚えた英単語を、次は実際の英会話で使う練習に進めてみましょう。

AIを使った英会話学習の具体例については、サイト内の「〖AIで英会話〗学び方が変わる!新しい英会話学習法とは?」も参考にできます。

4-8. 英単語学習を続けるための社会人向け30分メニュー

仕事をしながら英語を勉強する場合、毎日まとまった時間を確保するのは簡単ではありません。

そこで、英単語に集中した30分メニューを作ってみましょう。

時間 学習内容
5分 新しい単語を確認
5分 音声・発音・例文
5分 思い出す練習
5分 復習
10分 英文作成・スピーキング

5分:新しい単語を確認

今日覚える単語を確認します。

意味を確認し、必要な単語だけを選びます。

5分:音声・発音・例文

音声を聞き、発音します。

その後、例文を確認します。

5分:思い出す練習

答えを隠して、

日本語 → 英語

を中心に思い出します。

5分:復習

以前覚えた単語をチェックします。

特に思い出せなかった単語を重点的に確認します。

10分:英文作成・スピーキング

今日覚えた単語を使って、自分の英文を作ります。

そして、声に出して話します。

この30分メニューは、英単語だけを大量に暗記するためのものではありません。

「覚える→思い出す→使う」までを30分の中で一周させることが目的です。

5. 英単語の覚え方に関するよくある質問

英単語は1日何個覚えればいい?

一律に「1日○個が最適」とは言えません。

学習時間や目的、英語レベルによって変わるためです。

新しく覚える数だけではなく、後から思い出せるか、復習までできるかを基準にしましょう。

英単語は何回繰り返せば覚えられる?

「○回繰り返せば必ず覚えられる」という回数はありません。

重要なのは、同じ単語に複数回触れるだけでなく、時間を空けて思い出すことです。

第二言語の語彙学習研究でも、反復と検索練習、間隔を空けた学習の組み合わせが検討されています。

英単語は書いて覚えるべき?

スペルを覚える目的では、書く練習が役立ちます。

ただし、英会話が目的なら、書くだけで終わらせないことが大切です。

音声を聞く、声に出す、英文を作るなども組み合わせましょう。

英単語は例文ごと覚えるべき?

例文は、英単語の使い方を理解するために役立ちます。

ただし、すべての例文を丸暗記する必要はありません。

例文を参考にして、自分が使いそうな英文を作ることをおすすめします。

英単語帳とアプリはどちらがいい?

どちらでも構いません。

紙で集中したいなら単語帳、スキマ時間や音声・復習機能を活用したいならアプリが向いています。

重要なのは教材の種類より、

意味確認 → 音声 → 想起 → 復習 → 使用

という学習方法を実践することです。

英単語を覚えたのに英会話で出てこないのはなぜ?

「見れば意味が分かる」ことと、「自分で英語を思い出して話せる」ことは別だからです。

英会話で使うには、

日本語 → 英語を思い出す

英文を作る

声に出す

という練習を取り入れましょう。

英単語をすぐ忘れるのはなぜ?

一度学習しただけで長期間覚え続けるのは簡単ではありません。

そのため、時間を空けて再び思い出す機会を作ります。

忘れていた単語を見つけたら、「覚えられなかった」と考えるのではなく、復習すべき単語が分かったと考えるとよいでしょう。

英単語は発音も一緒に覚えるべき?

英会話やリスニングを目的にするなら、発音・音声も一緒に確認することをおすすめします。

文字だけで覚えるのではなく、

文字 → 音 → 意味

を結び付けることを意識しましょう。

忙しい社会人はどうやって英単語を勉強すればいい?

最初から大量の単語を覚えようとせず、短時間でも継続できる量に調整しましょう。

例えば30分の英語学習なら、英単語に5〜10分程度を使い、

  • 新しい単語
  • 音声
  • 想起
  • 復習
  • 英文作成

を組み合わせます。

「毎日長時間勉強する」よりも、無理なく続けられる学習サイクルを作ることを優先しましょう。

6. まとめ

英単語の覚え方で大切なのは、単語帳を何度も眺めるだけで終わらせないことです。

今回紹介した7STEPをもう一度確認しましょう。

① 覚える単語を決める

② 意味を確認する

③ 発音・音声を確認する

④ 例文で使い方を覚える

⑤ 答えを隠して思い出す

⑥ 時間を空けて復習する

⑦ 自分で英文を作って声に出す

特に英会話を目的にするなら、

見れば分かる

だけで終わらず、

聞いて分かる

日本語から英語を思い出せる

自分で英文を作って話せる

という状態を目指してみてください。

英単語学習では、すべての単語を完璧にする必要はありません。

まずは今日、5〜10分でも構いません。

1つの英単語を選び、

意味を確認する → 音声を聞く → 例文を見る → 答えを隠して思い出す → 自分の英文を作る → 声に出す

ところまでやってみましょう。

そして、覚えた英単語を実際に話す練習へつなげていきます。

英単語を覚えたら、次は実際に声に出して使ってみましょう。

AIを使った英会話や英文作成など、アウトプットの練習方法については、サイト内の「〖AIで英会話〗学び方が変わる!新しい英会話学習法とは?」も参考にできます。